2013/08/10
先日、7月15日月曜日にOWL美術研究所の展示スペースにて、
私の過去5年間(2008年から現在)の作品中間発表会を数人の友人と開きました。
最近ではギャラリーなどでの発表は控え、
自作の実験や作業に没頭していた私にとって新鮮な気持ちでの展示となりました。
会の流れとしては、まず5年前までの作品の簡単な説明から始め、
その作品に込めた意図などとともに
そこからどのように今回の2008年からの作品制作に変化したかを話しました。
私の制作は一貫して他者(モデル)との関係による視線の交換、
見つめ合う ”まなざし” であり、
それはお互い”見る” ”見られる”交換可能な状況でも有り、
しいては他者を、そして自身の存在を認め合う姿ではないかと思います。
2008年からの制作でも多少の変化はありましたが、
それらはすべて、現在進行中の作品と繋がるものであったと思います。
今時点、まだ少しの改善や考えるべき点は残っていますが、
ほぼ完成に近い状態まで持ってこれましたので、
小作品ではありましたが、今回のお披露目会の運びとなりました。
数人の友人からも色々と感想や意見をもらい、
また新たな角度から自分の作品を観る機会を得られた事に感謝した発表会でした。
平林 純