2009/07/27
今回は今年の入試で武蔵野美術大学空間演出
デザインに合格した、芸大・美大受験コースの受講生、
M君のデッサンで見方のポイントを探っていきたいと思います。
この科は時間が3時間と短いが、大きな物を描かされ、
すべてを3時間で描ききるのはとても難しいと思います。
そこで時間内に何を描くかがポイントになると思います。
まずは3時間で描いてもらいました。
瓶のラベルの模様が気になって、瓶自体の質感や瓶の陰が床に映り込んでいるのを
見逃しています。
そのポイントを指摘し、もう少し加筆してもらいました。
瓶の存在感が増すことにより、全体の感じも出たのではないでしょうか。